スタッフブログ

スタッフブログ

15.仏壇修復

■ 2016年6月13日(月)

仮組

[ 15.仏壇修復 ]

今週末に納品する洗いのお仏壇の組立が無事終わったので、仮組待ちになっていた寺院用の卓(しょく)の仮組を始めました。

仮組1.jpg

金箔押しや彩色の工程に移る前に、溝に入った漆や下地をヤスリなどで取り除きます。

これを真面目にやっておけば本番の組立がスムーズになり失敗無く組み立てることが出来ます。

仮組2.jpg

黒い枠に白い彫刻。

実際には仕上がると金色の枠に極彩色の彫刻になります。

早速、箔押師と彩色師の元に各々部品を分けて仕事を依頼します。

  • 7:51 | 投稿者: 三浦社長

■ 2016年5月13日(金)

唐木仏壇の修復 16号紫檀色

[ 15.仏壇修復 ]

今年3月に、唐木仏壇のお洗濯を承りました。

IMG_1620.jpg
30年前に当店で購入されたお仏壇。
16号サイズ、紫檀色の唐木仏壇です。
パッと見は綺麗なものですが・・・

IMG_1625.jpg
こういう所の傷や凹みとか、

IMG_1627.jpg
こういう所の擦り傷や金具を綺麗にして、

IMG_1632.jpg
一部仏具を新調して、息子様の家に設置されたいとの事でした。

2ヶ月後・・・
IMG_1756.jpg
まるで新品なような仕上がりに、曾祖母様は喜んでられました。

IMG_1757.jpg
親子4代が見守る中、設置・お飾りをさせていただきました。
1歳に満たないひ孫さんは、静かに仏壇を見ながら何を思ったか解りませんが、
大事にしていただきたいと思います。
ありがとうございました。

  • 17:28 | 投稿者: 田畑

■ 2016年4月30日(土)

伝統技法による金仏壇の修復 2尺(京都市S様)その5

[ 15.仏壇修復 ]

ブログを見て頂いている同業者の方から組立の手順について、ちょうちょく聞かれることがあります。

私が教わった組立は胴を組んだ後、雨戸を先に吊ります。

DSCF5411 のコピー.jpg

その後障子を吊ります。

DSCF5409 のコピー.jpg

この手順が一般的なのかは解りませんが、水平できれいに取り付けることが出来ているのでこれで良いと思っています。

DSCF5416 のコピー.jpg

DSCF4040 のコピー.jpg

《修復前》

DSCF5418 のコピー.jpg

《修復後》

  • 18:24 | 投稿者: 三浦社長

■ 2016年3月30日(水)

六鳥型前卓の修復 その1

[ 15.仏壇修復 ]

新たにお預かりした六鳥型前卓(まえじょく)の分解をしています。

どんな仏壇、仏具を修復するに当たっても、この分解をする作業は今後の出来具合を左右する大切な工程になります。

木地の反りや割れ、部品の欠損、再度組立する為の工程などを確かめながら分解していきます。

そしてよくあるのが錺金具の変色です。

前卓金具抜き3.jpg

前卓金具抜き1.jpgのサムネイル画像

鋲(びょう)と呼ばれている錺金具を止める為の釘が変色しています。

緑色に変色している箇所は緑青(ろくしょう)という錆です。

社寺仏閣の屋根や銅像に見られる緑色も緑青ですが、こちらは屋根や銅像の腐食を防ぐ効果があるそうです。

しかし、仏壇仏具の場合は金メッキを悪くし、見た目も良くありません。

鋲も錺金具も材質は銅なので、緑青が吹くのはやむを得ないのですが、写真のような吹き方には理由があります。

これは錺金具を打ち付けた木材に塩分が多く含まれてる事が理由のようです。

ひどい場合は鋲や錺金具を変色させるだけでなく、漆や金箔も剝がしてしまう事もよくあります。

応急処置で一部分のみ材木を埋木する場合もありますが、数年で同じように緑青が吹く可能性があります。

今回もこの部品は完全に取り替えることになり、早速木地師に依頼しました。

  • 7:25 | 投稿者: 三浦社長

■ 2016年3月29日(火)

伝統技法による金仏壇の修復 1尺8寸(京都市B様)その2

[ 15.仏壇修復 ]

木地直しが終わりました。

坂東様木地直し1.jpg

次の修復までをおよそ50年としますと、ご予算の許す限り土台となる木地は徹底的に直すことが必要だと考えています。

  • 7:21 | 投稿者: 三浦社長

最新の記事

過去の記事

このページの先頭へ戻る