スタッフブログ

スタッフブログ

■ 2015年8月28日(金)

伝統技法による金仏壇の修復 1尺6寸(東京都K様)その7

[ 15.仏壇修復 ]

当初予定していた納期を大幅に越えてしまった今回の修復。

お客様の「お任せします。とことん拘ってください」の一言にやる気を出しすぎたかもしれません。

DSCF5031.JPG

修復前。

左下の新聞紙は外れた障子です。

DSCF6844.JPG

修復後。

お仏壇正面の欅の木目が無くなり、黒塗りに変更したかのように見えますが、漆は紫外線により塗りたての時よりもどんどん透けてくる特性があります。

今回も木地蝋色と言う技法で塗っていますので、これから数年掛けて美しい欅の木目が出てきます。

完成4.jpg

近くで見るとうっすら欅の木目が確認出来ます。

そして、蝋色と言う技法で鏡のようになるまで研き上げました。

写り込んでいる物がゆがまずに見えます。

DSCF5038.JPG

修復前。

DSCF6847.JPG

修復後。

完成5.jpg

欄間は唐獅子牡丹。

欅の木地仕上げ。

完成8.jpg

障子の腰の蒔絵です。

以前と同じ図柄を新たに磨き蒔絵で描きました。

今回も伝統技法満載の修復でした。

次の修復はおよそ50年後。

出来ればまた直して使っていただければ幸いです。

  • 7:33 | 投稿者: 三浦社長

過去の記事

このページの先頭へ戻る