スタッフブログ

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2015年7月の記事

■ 2015年7月 3日(金)

伝統技法による金仏壇の修復 3尺3寸(南相馬市S様)その2

色々な技法が使われている金仏壇。

今回は「錆上げ」です。

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DSCF5653 のコピーのコピー.jpg

赤線の中、普通は金箔が貼ってあるだけなのですが、今回は金箔押す前の漆塗りの段階で紋様を付けています。

錆上げ1.jpg

錆上げ2.jpg

古典的な紋様を全て手書きで描きます。

塗師(下地まで)→彩色師(錆上げ)→塗師(中塗り+箔下)。

塗師から彩色師、彩色師から塗師へ。

その都度打ち合わせや確認をし、次の工程に進みます。

そう言えば最近は紋様の付いたシールがあるそうです。

  • 8:41 | 投稿者: 三浦社長

■ 2015年7月 2日(木)

卓袱台(ちゃぶだい)の修復

お寺様からお預かりした机を納品しました。

DSCF3726.jpg

お預かりした当初、「変わった机だなぁ」と思いながらも修復に掛かりました。

写真では解りにくいのですが、側面は通常なら木地に彫刻し、下地を付けて上塗りするのですが、この机は木地の上に肉厚のある下地を作って下地に彫刻が施してありました。

その下地が経年劣化で割れが生じ、ぼろぼろと外れてきましたので接着、パテ埋め後元の色に近い色漆を作って補修しました。

天場は木地の上に、新聞紙をのり付けし薄い下地を施し上塗りしてありました。

天場も経年劣化により、木地と新聞紙との密着が無くなり、ヒビが入っていました。

当初は部分補修を考えていましたが、所々浮いている箇所が有った為、すべて塗り直しをしました。

DSCF6828.jpg

「急がない」というご住職の言葉に甘えて、2年も掛かって先日やっと納品しました。

納品の2ヶ月ほど前、大河ドラマ「龍馬伝」をCSで見ていますと、何とこの机と同じ物が登場し驚きました。

長崎の料亭で岩﨑弥太郎が食事する場面、卓袱料理が乗っていた机がこれと全く同じ物でした。

それ以上は調べていませんが、長崎で昔からある卓袱台なのか、大道具さんがどこからか見つけてきた机なのか?

どんな経緯でお寺に来たのか解りませんが、大切に使っていただければ有り難いと思います。

  • 8:53 | 投稿者: 三浦社長

■ 2015年7月 1日(水)

現代仏壇「レイトンダーク」の納品

先日、奈良県のお客様宅へ、
現代仏壇「レイトンダーク」を納品してきました。

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高さ120㎝、ほぼ40㎝角のコンパクトな現代仏壇です。
マンションの和室一角に設置させていただきました。

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御本尊を置く金色のステージが印象的なお仏壇です。
浄土真宗本願寺派(お西)の、阿弥陀様掛け軸をお飾りしました。
遠方の所、ご来店ありがとうございました。

「レイトンダーク」
材質:人工突板、ニレ、タモ、真鍮
高さ:120.0㎝
前幅:43.4㎝
奥行:40.0㎝
本体定価:¥510,000(税抜き)

  • 10:35 | 投稿者: 田畑

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