スタッフブログ

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08.仏壇仏具の製作

■ 2015年1月13日(火)

胡粉塗り

[ 08.仏壇仏具の製作 ]

現在ご注文頂いている仏具のサンプルを作っています。

仕上がりは彩色仕上げ。

木地に彩色をする前段階で下地となる「胡粉」を塗ります。

胡粉はイタボガキの殻を粉末状にした物で、三千本膠と混ぜ塗ります。

今回はサンプルということもあって強度を試すつもりで胡粉に膠が最初から入っている物を使用しました。

胡粉1.jpg

4回塗り重ね、最後はペーパーで研いで整えます。

胡粉2.jpg

蓮の蕾のサンプルです。

ここからは彩色師の仕事になります。

  • 8:50 | 投稿者: 三浦社長

■ 2014年10月27日(月)

バレン板の修復

[ 08.仏壇仏具の製作 ]

浄土宗のお寺様から先日お預かりしましたバレン板。

DSCF5992.jpg

お預かりした5枚それぞれに盛り上げた箇所に割れが生じています。

無垢の木の宿命です。

製作されたのが明治45年。

100年が経過していますが、板の割れと反り以外は漆、金箔の劣化はあまりありません。

DSCF5988.jpg

先ずは破損箇所のチェック。番号を付け写真を撮って職人さんへ指示します。

  • 11:43 | 投稿者: 三浦社長

■ 2014年10月26日(日)

位牌の文字の色

[ 08.仏壇仏具の製作 ]

お位牌の黒板を文字彫りしますと

黒白2.jpg

通常は白色が出るようになっています。(本来は胡粉下地ですが最近は科学塗料の下地もあるそうです)

これで仕上がりの場合も沢山ありますが、

黒金.jpg

白い色の上に金を入れると文字がより引き立ちます。

戒名を記入する板が金箔の場合、

金青2.jpg

京都では昔から群青色を入れています。

今回はお客様からのご要望で、金箔の板に文字を彫り、文字の中に本金を入れました。

普通に考えますと金に金では文字が映えません。

当初、私も少々不安でしたが、

金金1.jpg

いや〜これが以外にかっこ良く出来ました。

文字の書体は機械彫りでしたが、金箔は当然1号色を使い、「重押し」といわれる京都独特の金の光沢を出しました。

お位牌全体をお見せ出来ませんが、お客様が独自にデザインされた世の中に二つと無い形のお位牌です。

お客様からのご要望をお聞きし、イメージ図を画き、京都の位牌師に伝え見事に完成しました。

今回のようにお客様から教わる事も多々ある中で、非常にきれいに仕上がったケースです。

  • 12:20 | 投稿者: 三浦社長

■ 2014年10月15日(水)

折障子の取り付け

[ 04. 寺院仏具の納品 ]

以前のブログに書きました真宗大谷派の折障子の取り付けに伺いました。

DSCF5772.jpg

大工さんの手を離れ、本格的に内装の工事に掛かりました。

DSCF5774.jpg

DSCF5775.jpg

お昼前から始めた作業、気が付けば外は真っ暗。

職人さんから依頼された折障子の取り付けは無事終了しました。

今回は御内仏の小型8枚障子だったのでスムーズに行きましたが、来年は本堂の大型16枚障子の製作が控えています。

  • 20:27 | 投稿者: 三浦社長

■ 2014年9月30日(火)

額の製作

[ 04. 寺院仏具の納品 ]

ここのところ職人さんからの仕事の依頼が続いています。

今回は神社に納める額の製作です。

DSCF5536.jpg

これは土台となる白木地の状態です。

今回の材質は檜。

DSCF5541.jpg

先ずは弁柄を多めに生漆と混ぜ1回目のスリを掛けました。

DSCF5559.jpg

2回弁柄入り生漆を刷り込み、その後生漆だけを2回拭き漆を行いました。

DSCF5730.jpg

そして額の縁廻りと文字には金箔を施しますので、艶消しの黒漆を塗ります。

ここまでは毎晩残業しながらの作業が続きました。

DSCF5754.jpg

金箔は職人さんにお願いしました。

屋外に掛ける為に漆で金箔を押した後、念のためにコーティングしていただきました。

DSCF5761.jpg

最後に手打ちの錺金具を打ち完成です。

10月に神社の鳥居に掲げられるそうです。

今回の漆の作業で久しぶりにかぶれました。

手や腕についた漆はかぶれても1日できれいに直るのですが、腕の関節についた漆は汗がたまる場所なのでなかなか直らず、1週間ほどかゆい日々が続きました。

そんな扱いにくい漆ですが乾くと最強の強度を持つ塗料となります。

  • 12:32 | 投稿者: 三浦社長

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