珠数について

珠数の持ち方

〜 京都珠数製造卸組合『京念珠のすべて』より 〜

珠数の持ち方は、宗派や儀式によって違いますが、長い珠数は、親珠から二十一顆(四天)を過ぎたところを左右の手で持って、ひねり、二輪にして左手に掛けるようにします。

浄土宗

浄土宗には、僧侶が儀式のときに使う荘厳珠数、数取りのできる日課珠数、そして大勢で唱える百万遍珠数があります。 荘厳珠数は、水晶の百八顆です。緒留[おどめ]と飾り房のない、日常に使う珠数もあります。

荘厳珠数で合掌するときには、両方の親珠を左右の中指に掛け、房は掌の外側に垂らします。
その他のときは、両方の親珠を左手の中指に掛け、房は外に出し、薬指と小指の間に挟みます。

日課珠数は、「一日に○回の念仏をとなえます」と、日課誓約をして、お念仏に励むためのものです。

合掌するときは、両方の親指に掛けて、房を手首のほうに垂らします。

ところで法然上人はなぜ、一声でも多く「南無阿弥陀仏」をとなえるように教えたのでしょうか。それは、念仏の一つ一つが、無量寿・無量光の阿弥陀如来への感謝であり、自らの懺悔でもあったので、となえてもとなえても、これでよいということがなかったからだと思われます。でも「数を要するには非ず。ただ常に念仏せんがためなり」という法語がありますので、数の多少には拘らなくてもよいのです。 なお、一遍上人が開かれた時宗の珠数は、浄土宗に準じています。「捨聖」と呼ばれ、一切の聖教を焼き捨てた一遍さんですが、珠数だけは手放さなかったようです。

     
  2. 二十顆を人差し指と中指の間にかけます。 3. そのまま握り、念仏を唱えます。
1. 念仏を唱えるときは、二十七顆を親指と人差し指の間にかけ、
     
     
4,念仏のたびに親指で手前に繰ります。 5. 合掌するときは親指にかけ、房を下に垂らします。 6. 親玉をそろえ、親指で押さえるようにします。
   
   

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