
〜京仏壇・京仏具は国の伝統的工芸品に指定されています〜
仏壇復元の経緯
分 解
お仏壇はばらばらに分解出来るようになっています。分解の工程はさほど難しくはないのですが、重要なのは分解の工程を覚えておかないと組立時に大変苦労します。せっかく綺麗に塗れた部品を、組立方を間違えたために傷つけたとなると大変ショックです。
金具取り外し
お仏壇には多くの金具が付いています。錺(かざり)金具と言います。この錺金具は小さな鋲(びょう)で打ち付けてあります。(鋲とは釘の小さな物だと思って下さい)それを1本1本ニッパで抜いていきます。ここでもどの部品に打ってあった金具か覚えておかないと後で苦労します。
薬剤洗浄
苛性ソーダで油分やほこり等を洗い流します。これにより今後の工程がスムーズに行えます。お仏壇の復元を「洗い」と言われるのは、この工程のことだと思います。
水洗い
薬剤を洗い流します。
乾 燥
日陰にて数日乾燥させます。この時点で割れや反りが起こりますので、仮組みするときに悪い箇所は木地直しします。
これより先の工程は、錺金具の復元と蒔絵の書き直し以外は通常の工程とほとんど変わりません。
