スタッフブログ

2009年5月アーカイブ

大佛師 松本明慶 佛像彫刻展

山形で職人と別れ、私は翌日福島市で現代仏壇の納品。
職人は仙台で知人と会う約束。
職人とは山形道のSAで別れるつもりでした。
SAで休憩中、職人から「仙台で松本明慶師の展覧会があるのですが、社長も一緒に行きませんか」と急なお誘い。
日本を代表する佛師の展覧会を見てみたいのと、宿に早く着いても退屈なだけなので、思い切って行く事にしました。
日本を代表する佛師と言っても一個人の展覧会。
ちょっと見物して帰ろうと軽く考えていました。

会場到着。(え!入場料800円。入場料まで払って見に来るのかな?)
しかし、いざ会場に入ると、なんと超満員!
展覧会最終日の終了間際1時間前です。
これぞ「満員御礼」。
しかも驚かされたのは人の多さだけではありません。
展示されている仏像の量。
在家用の仏像から、今までに師が製作し寺院に納入した仏像のレプリカまで。
軽く100体は超えているでしょうか。
現在仏具店で販売される8割9割は中国製であろう仏像の世界。
通常であれば京佛師に依頼しても、受注生産の為仕上がりに何ヶ月も要します。
そのような状況でこの展示数。
驚かされるばかりです。
京佛師の仏像をこれだけ一度に見る機会は無いと思い、終了時間いっぱいまで「かぶりつき」で見させていただきました。

細部の仕上がりも素晴らしいのですが、何よりも廻りと少し違う発想。
その発想を実現出来る規模。
会場に居られた師と話す機会にも恵まれ、短い時間でしたが良い勉強になりました。

DSCF5445.jpg
《大佛師 松本明慶 仏像彫刻展》 

15:57 | 投稿者: 三浦社長 | コメント(3) | トラックバック(0)

盆提灯の季節になりました

年々、展示・販売するのが早くなってきている感もありますが、
盆提灯の展示・販売を、本日から始めました。
IMG_4643.jpg
店内イベントスペースには、
木製・プラスチック製、サイズも多数揃えています。

従来の形の盆提灯もあれば、
IMG_4645.jpg
このような小さくて色んな形の提灯もあります。
特に、手前に写っている「竹蘭」と言う商品は例年人気です。

初盆を迎える前に、是非ご購入ください。


10:13 | 投稿者: 田畑 | コメント(7) | トラックバック(0)

山形出張その2

新潟県のお寺で仏具を預かった後、1年ぶりに山形へ出張に行きました。
2年前から始まっている仕事の打ち合わせで、京都の職人とは現地集合、現地解散となりました。
お寺では住職様、大工の棟梁、住職様知り合いの塗師、当社の職人と私の7名で、5時間近くの打ち合わせをしました。
来年に仕上がる予定の仕事でしたが、住職様の希望で最終の仕上がりの変更があった為、納期が1年先延ばしとなりました。
「私の最後の大仕事だから、満足出来る物を作りたい」という住職様の希望に添える為にも、職人共々がんばりたいと思っております。

お寺で昼食を頂いている時に、「おくりびと」のロケがお寺の近くであった事を聞きました。
帰りに見に行こうと思っていながら、すっかり忘れていて思い出したのが、次の予定地福島市に着いてから。(未だ「おくりびと」を見ていないので、次回の訪問までには見ておきましょう)

鳥海山.jpg
《未だ積雪の残る鳥海山》



15:38 | 投稿者: 三浦社長 | コメント(0) | トラックバック(0)

平等寺(因幡薬師堂)にて

先日、寺町通りの電気街やら、錦の商店街をブラブラした帰りに、
一度寄ろうと思っていた、因幡薬師さんに立ち寄りました。
因幡薬師堂と言うのは通称で、正式には平等寺。
平等寺.jpg
真言宗智山派のお寺で、
「京都十三仏霊場第七番札所」「洛陽三十三所観音第二十七番札所」でもあります。
ご本尊の薬師如来は、善光寺の阿弥陀如来、清涼寺の釈迦如来と
日本三如来に数えられています。

ご本尊は開帳されていないので見れませんでした。
でも、左隣に見えた大黒さんが、
愛らしい姿をしていたので、良しとしましょう。
大黒さん.jpg
大黒さんの右(と言うかこちらが中央ですが)の、
毘沙門天もなかなかでした。
三面六臂で憤怒の表情をした本来の姿の大黒天様も、
内陣まで入ると見られるそうですが、
残念ながらお寺の方が居て無くて見られませんでした。
(予約すれば良いっぽいです)

烏丸松原を東に一筋入って上がればすぐ、
町のど真ん中にある小さなお寺ですが、
近所の子供達が気軽に手を合わせに来るような、
どこか親しみのあるお寺なので、オススメです。


平等寺:京都市下京区烏丸松原上ル因幡堂町

14:36 | 投稿者: 田畑 | コメント(0) | トラックバック(0)

現代仏壇「アナベルライト」の納品

先日、宇治市まで現代仏壇を納品してきました。
「アナベルライト1300」
高さ133.5センチ、巾48.5センチ、奥行44.5センチ、
ブナ製のお仏壇です。

IMG_4626.jpg
畳を敷いた和室と洋室の合間のような8畳間。
収納扉と同じ色味で、とても部屋の雰囲気と合っていて、
お客様も喜んでいました。

IMG_4627.jpg
宗派は浄土宗。
ツゲ製の阿弥陀如来は、台座や光背の彫りが控えめな物に。
両脇の掛け軸も、あえて小さめのサイズにしました。

ちなみに、このお仏壇は本体下段全体がスライドして、
膳引きと兼ねる機構になっています。
扉を閉める時、仏具を出したりせずに済むので、
大変便利です。
今回のライトブラウン色の他に、
濃い目のダークブラウン色もあります。
上置きタイプもあるので、価格帯・デザイン共にオススメですよ。

09:50 | 投稿者: 田畑 | コメント(6) | トラックバック(0)

西本願寺前 花灯路

22〜23日、西本願寺前に面する堀川通りと周辺のお店に、
花灯路が出現しました。
ウチの店はギリギリ入ってなかったのですが、
なかなか京都らしく(京都なんですけど)て風情がありましたね。
IMG_4621.jpg
暗くなってから撮った写真は訳が分からなく見えたので、
日が落ちる前の写真。
左が西本願寺、右側が堀川通りですね。
水堀の中にも竹筒を挿して、係の方が1つ1つ灯してました。

連日のインフルエンザ騒動で、イベントの中止もちらほら聞きますが、
22日のコンサートも行われたようですし、
御影堂修復法要イベントは、周辺地域活性化の為にも、
中止せずに行ってほしいものです。

09:31 | 投稿者: 田畑 | コメント(0) | トラックバック(0)

次代を担う職人

来週からの出張の準備で、一日予定を入れていなかった今日に限って来客が続きました。
100%京都で製作出来れば良いのですが、価格の面などで地方の職人さんにお世話になる事もよくあります。
外国製のお仏壇を扱わない事を基本としている以上、地方の職人さんは大切な存在です。
午前と午後に一人ずつと少しの時間ですが話す機会がありました。
同じ様な立場でありながら、少々考え方が違う二人ですが、目指す物は同じ様です。
外国製のお仏壇が大半を占めてしまった現状を、次代を担う若い二人の職人は非常に前向きに考えています。
その熱い思いを聞かされると、同年代の自分としては「助ける」なんて事は言えませんが、「一緒になってがんばろう」と改めて思います。
有意義な一日でした。(出張の準備は出来ませんでしたが)

18:20 | 投稿者: 三浦社長 | コメント(6) | トラックバック(0)

マスク争奪戦

新型インフルエンザの感染報告が相次ぐここ数日ですが、
大阪・兵庫・滋賀と感染例が出ても、
なぜか京都では報告がありませんね(観光都市なので報道規制かかってるのかも?)

京都でもマスクの品切れ続出で、
おととい、八幡市にあるホームセンターに朝から行くと、
仕入れたばかりのマスク(30枚入り300円)が、飛ぶように売れていました。
帰りに買えば良いか・・・なんて思っている内に、
残り3個!伸ばす手も3本!
と、何とか買えました。

その後、売り場には、
photo14.jpg
こんな高級マスクが!
さすがに誰も買っていなかったですが、
これから先、いったいどうなることやら・・・
パニックになる事なく、冷静に対処していきたいもんです。

10:36 | 投稿者: 田畑 | コメント(1) | トラックバック(0)

唐木仏壇の納品 その22

昨日、神戸市内まで唐木仏壇を納品してきました。
14号総無垢桜色の、小さなお仏壇です。
IMG_4590.jpg
いつもより少し引いて写真を撮ってみました。
マンションにある四畳半和室に設置。
何も家具が無ければ、16号サイズでも十分ですが、
今回のお客様のように、お部屋に家具がある場合、
14〜15号ぐらいがベストだと思います。
写真では見えないですが、
掛け軸3幅共、本山受けの金襴製を付けたので、
とても見栄えよく飾ることが出来ました。
お仏壇本体に大きなお金をかけるか、
掛け軸に重点を置くか、
お客様によって、ほんと様々です。

10:23 | 投稿者: 田畑 | コメント(5) | トラックバック(0)

マンガ・ゲームの彫刻

仕事で彫る彫刻は、伝統的な物ばかりですが、
趣味で彫る彫刻は、ポケモンだったり、ドラえもんだったりします。
販売せずにプレゼントする物ばかりなので、
特に版権など気にせず彫れる訳です。

IMG_4572.jpg
とあるゲーム関係の店員さんの、
息子さんへプレゼントする為に彫ったポケモン「タマザラシ」
高さ10センチ程の立体彫刻。
一週間で仕上がりました。

ところで、フィギュア関係だと、
いくらでもアニメやゲームを題材にした物があるのに、
木彫刻ではまずありません。
時間と手間ばかりかかるし、
複製は出来ない、オーダーメイドしか出来ない、
と、良くない事づくしですが、
プレゼントすると、木目の見える手作り感からか、
必ず喜ばれます。
だから、作り続けるんでしょうね。
仕事の彫りにも、多少なりはプラスになってるでしょうし。

彫刻の基本が出来ていれば、
こんな物も彫れるって事で、
注文お待ちしております(笑)

08:40 | 投稿者: 田畑 | コメント(0) | トラックバック(0)

当店の人気スポット2

以前に田畑君が当店南西角の「仏足石」を人気スポットと紹介していましたが、最近少々傾向が変わってきたようです。
その場所は「仏足石」より少し北にある銅像です。

DSCF5373.jpg

場所柄、出来れば親鸞聖人の銅像もあれば良いのですが、訳あって現在は旅姿の弘法大師の銅像1体だけです。
総高さが2m以上あるこの銅像の前で、観光客の方がよく記念撮影されています。
最近外国の観光客の方が多くなったせいか、記念撮影の度合いが増えたようにも思います。
しかし外国の方はこの銅像を誰だと思っているのでしょうか?
もしかして、武器を持った武将と勘違いしているのかも。

19:48 | 投稿者: 三浦社長 | コメント(0) | トラックバック(0)

駅まで寺風

少し遅めですが、母の日のプレゼントをするために、
大阪の実家へ帰ってました。
貝塚市の山手にある温泉まで1時間、チャリンコを走らせると、
昔懐かしい駅が見えてきました。
photo12.jpg
水間電鉄の終点、水間駅。
近くにある水間寺の三重の塔を摸した、
古くさいながらも趣のある駅舎です。

水間寺にある三重の塔には、
12枚の蟇股(かえるまた)があり、
彩色の施された十二支の彫刻が見事です。
厄除けの聖観音菩薩様への信仰が厚くて、
初詣には20万人の参拝客が訪れるお寺です。
と書きながら、お寺の写真を撮り忘れてしまいました・・・


★所在地:大阪府貝塚市水間638
★交 通:水間駅下車徒歩8分
★連絡先:0724-46-1355

11:44 | 投稿者: 田畑 | コメント(0) | トラックバック(0)

カタヌキで、瓔珞の部品を作る

お寺さんから、瓔珞の修理がありまして、
足りない部品を作ってくれと言われました。
直径1センチ程、厚み2ミリ弱の、
瓔珞からぶら下がっている先に付いている部品です。
photo9.jpg
写真上のがオリジナルで、下が制作中。
そう、まるで、昔夜店であった「カタヌキ」を彫刻刀でしました。
一気に彫刻刀に力を入れると、木の目に沿ってすぐ割れてしまうので、
慎重に少しずつ切れ込みを入れて抜いていきます。
キレイに抜いても、褒美はでませんが(笑)

抜いたカタを、
小刀で面取り→シーラーで目止め→カシュー下塗り→金箔押しと作業を進めると、
photo10.jpg
こんな感じで完成です。
なかなか細かい作業ですが、やれば出来るもんですねぇ。
手間と時間のかかる作業をして、
木製瓔珞の値段の高さを、身をもって感じました。

16:40 | 投稿者: 田畑 | コメント(0) | トラックバック(0)

古仏壇のお引き取り

仏壇店は、新しいお仏壇を販売・納品するだけでなく、
「新しく買い換えたので、古い仏壇を引き取って欲しい」
「お仏壇の面倒をみる人が居なくなったので処分して下さい」
など、古仏壇を引取りに行くことが結構あります。

当店でお仏壇を購入していただいたお客様の古仏壇については、
基本的に無料で引き取り、
そうでは無いお客様には、代金をいただく事になっています。
お仏壇のサイズや、引取りに行く場所によって、
お代金は変わりますが、
だいたい、1〜3万円ぐらいでしょうか?

昨日も、市内まで古仏壇を引取りに行きました。
今回は、お性根を抜くのも、当店が代行しました。
ご本尊・掛け軸・位牌を、当店近くのお寺さんに持って行き、
手を合わせてもらうのです。

引取りに行った近くの景色なのですが、
photo8.jpg
私は京都市内に住んで3年が経ちましたが、
ここまで、大阪のとある地域に似た雰囲気のある場所が、
京都の繁華街から数分の所にあるとは驚きでした。
50年ぐらい、時が止まったままのような景色・・・
さすが京都です。

13:36 | 投稿者: 田畑 | コメント(0) | トラックバック(0)

近鉄電車でどうでしょう

昨日の定休日に嫁さんと23年ぶりに近鉄電車に乗りました。
行き先は奈良の近鉄百貨店奈良店。
朝からさっさと子供を送り出し、嫁さんは顔を整え、私は戸締まりを。
雨が降る中、急いで京都駅へ。
予定通りの電車に乗れました。
目的は北海道物産展。
北海道の旬の味覚を味わうのも目的の一つですが、真の目的は家族ではまっている北海道ローカル番組「水曜どうでしょう」。
嫁さんにどうしても連れて行ってとせがまれ、運良く初日が会社の定休日となったので、朝から大急ぎで奈良に向かいました。
百貨店に着いたのが10時過ぎ。
丁度良い時間かなと思っていたら、すでに長蛇の列。
北海道物産展とは違う入り口に並ばされました。
係の方に聞いてみると、「2時間ぐらいはかかるでしょう」。
子供が学校から帰る事を考えると、諦めるしかありません。
しぶしぶ列から離れ、北海道物産展へ。
開店してすぐですが6階の会場はすごい人だかりでした。
「水曜どうでしょう」と「花畑牧場生キャラメル」のブースは長蛇の列。
もともと物欲は夫婦そろってあまり無いので、特別何かを買いたい訳でもなく。
折角なので写真を一枚撮って、明日のおかずを買って帰りました。

どうでしょう.jpg

今朝のニュースで任天堂が最高益を出したと聞きました。
任天堂やこの北海道物産展、「水曜どうでしょう」「花畑牧場の生キャラメル」を見て思うのが、ただ「楽しい」「おもしろい」「おいしい」だけでない何か人に訴える秘密があるように思います。
自分の仕事に置き換えると・・・。

08:32 | 投稿者: 三浦社長 | コメント(5) | トラックバック(0)

看板制作中

今、空いた時間を利用して、看板を彫っています。
photo7.jpg
ケヤキを彫った経験があまりないので、
固さを覚悟して彫り始めてみると、
思っていたより固くなく、粘りもあって彫りやすい感じです。

彫っていると、外国人観光客さんに写真を撮られて、
話しかけられました。

「ナンノキ?」
「けやきです」
「エイゴデ?」
「わからないです」

と、ぎこちないやり取りがあったのですが、
調べてみると、ケヤキは英語で「zelkoova (ゼルコーバ)」って言うんですね。
すぐ忘れてしまいそうな単語だ。

12:38 | 投稿者: 田畑 | コメント(0) | トラックバック(0)

京都市内も混雑中

ゴールデンウィークの中日、
高速割引1000円効果もあってか、
京都市内もかなり混雑しています。

烏丸五条東行き、東大路四条交差点と、
車と人でごったがえしていました。
山科の御陵へ古仏壇を引取に行くのに、片道45分!!
どうしても中心部を通らないといけない時は大変です。
蹴上浄水場の一般公開で、ツツジを見に行く人も多かったようです。

photo5.jpg
写真は八坂神社前。
このお客さんが、ごそっと仏壇屋まで・・・
来ないですよねぇ(笑)

17:31 | 投稿者: 田畑 | コメント(0) | トラックバック(0)

現代仏壇「セローム」の納品

本日、京都市内に現代仏壇「セローム」を納品してきました。
IMG_45072.jpg
写真のように椅子付きのお仏壇です。
「座って拝むのは腰が痛い」
「正座で拝むのもこたえる」
そんな方にはオススメのお仏壇です。
椅子にはキャスターも付いていて動かしやすく、
お年をめした方にも安心して使えます。

今回、お客様は部屋のどこに置くか悩まれてました。
方角・襖の位置・出窓の直射・エアコンの吹き出し場所と、
色んな事を考えた結果、
IMG_45062.jpg
部屋の角・お仏壇の背側が西向き・出窓とエアコンを避けた、
ベストな位置に設置する事が出来ました。
このように、仏間などではなく、お部屋に直接置く時は、
色んな条件や制約があったりしますが、
ベストな場所を提案出来るよう心掛けておりますので、
遠慮無く申し出てください。


ちなみに余談になりますが、
本物のセロームは、
photo3.jpg
こんな感じの観葉植物です。
かなり丈夫で、水もあまりあげなくてよく、
定期的に新しい葉っぱが出て来るので、
物ぐさな人にピッタリの観葉植物かも?

16:56 | 投稿者: 田畑 | コメント(0) | トラックバック(0)

役行者の厨子

田畑君が木地直しをした役行者。(塗師にて現在胡粉下地中)
依頼してくれた職人さんが、その役行者の納まる厨子を作って持ってきました。
扉の金具を新調するのと、厨子を塗ってほしいそうです。
完全に下地をして漆を塗るなら塗師に頼むのですが、前の古い厨子の色と予算の関係上、私が塗る事にしました。
普段の御礼に無償で塗るのですが、だからと言って手は抜けません。

古い厨子を見ていると、以前に塗ってあった色はベンガラにも見えます。
私たちが通常使う塗料は漆やカシュー、顔料などが一般的でしょうか。
ベンガラは使った事がありませんので、こういう時が色々試すチャンスです。
まずはホームセンターでベンガラを探しましたがありませんでした。
そこで目に入ったのが柿渋です。
一度試してみたかったので早速購入。
何度か塗り重ねてみますが、思った色とは違います。
次はマホガニ色のニスを購入。
こちらも何度か塗り重ねましたが、これも違います。
やっぱりベンガラが欲しくなり、ネットで調べると私の思う色が載っていたので、私にしては珍しくネットで購入。
本来は柿渋とベンガラと菜種油などを調合するようですが、初めての事なので納期を考えると少々無理があります。
そこでネット見つけたのが「木に塗る絵の具」。

DSCF5253.jpg
《左から柿渋、マホガニ色のニス、ベンガラ原液、ベンガラ50:水50》

何度か塗り重ね、色の出具合を確かめてみました。
最終的にベンガラ原液が一番近いようです。
本番は後日じっくりと。

「木に塗る絵の具」
全18色あるそうなので、今後何か仏具に使えるか考えてみたいと思います。

17:07 | 投稿者: 三浦社長 | コメント(0) | トラックバック(0)

懸魚(けぎょ)の付いた民家

2週間前になりますが、京都北部、南丹市美山町まで、
両親を連れて観光に行って来ました。
観光と言っても、かやぶきの集落があるぐらいなのですが、
なかなかの田舎(もちろん携帯は圏外)で、自然豊かなところ。
IMG_4440.jpg
散りかけの八重桜が残る集落内、実にキレイでした。

上の写真、三角屋根の下に彫刻が見えるでしょうか?
懸魚(けぎょ)と呼ばれる、社寺建築に見られる彫刻が付いています。
懸魚は、火から木造建築を守るよう願いを懸けて取り付けたそうです。
江戸時代から残るかやぶき建築には付いていたので、
当時は、ごく普通の建物にも使われていたんだなと。


それから一週間経って、
自分の地元、大阪南部に帰って、
ふと近所の豪邸に目を向けると・・・
IMG_4489.jpg
新築なのに懸魚がある!!
もしかしたら、だんじり彫刻の盛んな地元なので、
その流れで付けたのかも?

10:13 | 投稿者: 田畑 | コメント(0) | トラックバック(0)

プロフィール

丸三仏壇店

京都・西本願寺前にある仏壇仏具のお店です。

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