スタッフブログ

2009年1月アーカイブ

唐草彫刻の中彫り〜小作り〜裏彫り

唐草彫刻、次は中彫りと小作りを同時進行です。
中彫りって言うのは、仕上げ彫りの1つ前の段階で、
形や深さはほぼ完成な状態まで彫る事。
でも、今回の彫刻は、最終的に金箔仕上げになるので、
中彫りの少し丁寧な感じぐらいで、仕上げになります。
IMG_3580.JPG
こんな感じで仕上がりです。
同時に、小作りと言って、唐草の丸まった部分や、
枝分かれ部分の芽を作ります。
丸まった部分が個人的に苦手なので、
ここは時間がかかってしまいます・・・

次には裏彫り。
裏を取るとも言いますが、
半立体の彫刻なので、表だけを彫った状態だと、
あまり立体的に見えないので、
裏側を彫って立体的に見せます。
言葉だけだと説明しづらいので・・・
IMG_3581.JPG
裏はこんな感じで彫ります。
表で高い部分が、裏では低いと思えば良いです。
表を見ると・・・
IMG_3582.JPG
こんな感じで立体的なります。
あまり頑張って裏を取り過ぎると、
それはそれで強度が無くなるので、
斜めに彫ったりして、見た目良く・強度もある彫りを心掛けます。

ここまで来ると、あとはほんの少しの仕上げで終わりです。
それはまた後日。

17:45 | 投稿者: 田畑 | コメント(3) | トラックバック(0)

ストリートビュー

東京から帰って中二日で茨城県と埼玉県へ。
無事仕事が終わり埼玉県のお客様宅を出発。
しばらくして、交差点で私の前を横切る変わった車。
トヨタプリウス。
天井から真上に1mぐらいの棒が出ています。
これはもしかして、グーグルのストリートビューを撮影している車かも?
今から写っているかを楽しみにしています。

12:17 | 投稿者: 三浦社長 | コメント(0) | トラックバック(0)

唐草彫刻の粗彫り

唐草彫刻、粗彫りに入ります。
ちなみに、通常のお店の仕事をしながら進めているので、
かなりゆっくりなペースで製作しています。
多分、ベテランの彫刻師さんなら、
2日もあれば、下絵から全て仕上げているかも?

粗彫りは、読んで字の如く、
大き目な彫刻刀で「粗く」「彫る」工程。
大きな彫りなら、叩きノミとハンマーを使ってガッツリ彫りますが、
今回のような小物なら、間透(あいすき)と呼ばれる、
下の写真右側に見えるような、ごく普通の彫刻刀で彫っていきます。
IMG_3372.JPG
同じ形の繰り返しのデザインなので、
彫刻刀の種類・サイズ・数を固定しておいて、
この場所はこの彫刻刀と決めて彫ると、
同じ仕上がりかつ、彫刻刀を持ち替える時間も短縮出来ます。
この唐草は、小刀を含めて8本だけで出来そうです。

IMG_3394.JPG
写真のように、唐草の丸まった部分・・・
白い紙の残った部分は、粗彫りでは彫らずに次の工程まで置いておきます。
ここで、ある程度の深さまで彫っておいて、
仕上げ分の厚みを残しておきます。
残さずに彫り過ぎると、ペランペランの薄い彫刻になるし、
厚みのあるままだと、仕上げで時間がかかってしまうので、
彫刻では、ある意味一番難しいところです。

4枚とも粗彫りして、ようやく効率よく彫れるようになったところで、
次の工程、中彫り・小作りに入ります。
それはまた後日。

16:46 | 投稿者: 田畑 | コメント(2) | トラックバック(0)

洗い(復元)2−4

昨年の梅雨頃にお預かりした洗いの御仏壇を、八王子市のお客様宅に納品しました。
45年前に浅治郎さんと先代が作った御仏壇の修復でした。

DSCF4743.jpg

DSCF4746.jpg

お客様にはたくさんの無理を聞いていただき感謝しております。
末永く大切にお使いいただければ幸いです。

無事納品が済み帰社すると、すぐに東京への出張の依頼。
中二日で明日から上京します。

18:13 | 投稿者: 三浦社長 | コメント(0) | トラックバック(0)

唐草彫刻のミシン挽き

唐草彫刻、次は電動糸鋸(いわゆるミシン)を挽くため、
電動ボール盤を使って、下穴をあけます。
IMG_3317.JPG
写真のように、唐草の先端部分、
クルッと丸まっている部分に合わせて下穴を開けると、
ミシン挽きを省略出来ます(そんな小さな円を挽く技術も無いですし・・・)

IMG_3322.JPG
こんな感じで、透かし彫りの部分を中抜きしていきます。
懐の小さいミシンなので、時間と頭を使わないと切れなかったりします。
寒風吹きすさぶ中4時間後・・・

IMG_3323.JPG
全てのミシン挽きが終わって、
ようやく彫刻刀を使った彫りに入ります。
まずは粗彫り。
それは後日。

12:00 | 投稿者: 田畑 | コメント(0) | トラックバック(0)

十日ゑびす

新年が始まってから毎年の事ですが、色々な行事があります。
先日は「十日ゑびす」がありました。
京都恵比寿神社大阪今宮戎神社兵庫西宮恵比寿神社と「日本三大恵比寿神社」の中の京都恵比寿神社へ毎年行っています。
今年は出張だった為、会長夫婦にお願いしました。

DSCF4739.jpg
《事務所に飾った「人気大よせ」》

私の小さな頃は浅治郎さんに連れられて「人気大よせ」をもらいに行きました。
(「人気大よせ」とは人がたくさん集まるという縁起物)
全国どこも同じと思っていましたが、京都の恵比寿神社だけの物みたいです。
しかもこの大きさも当たり前だと思っていましたが、実は一番大きなサイズで帰り道ではかなり目立ちます。
来年も無事新しい「人気大よせ」をもらえるようがんばりましょう。

07:58 | 投稿者: 三浦社長 | コメント(6) | トラックバック(0)

唐草彫刻の製材と下絵貼り付け

先日、下絵を描いた唐草。
通常、彫刻師さんに頼む時は、製材後の材料を渡すようですが、
ウチみたく、急遽自分で彫る時は、製材も自分で。
と言っても、そんな機械はないので、
大きな板を持って、厨子を作ってもらった仏具製作所の元へ。
ここのおっちゃんの好意に甘えて、全部製材してもらったのが、
IMG_3308.JPG
これ。
完璧な仕上がりです。
ここで寸法がしっかり出ていると、
後々の作業がグッと楽になります。

これに、描いた下絵を水ノリで貼ると、
IMG_3307.JPG
こんな感じに。
同じ物を2枚ずつ作るので、
木地は重ねて、針釘でくっつけておきます。
刃物を使って彫刻するまで、意外と時間がかかります。

次は、ボール盤で下穴を開けて、
電動糸ノコで必要の無い部分を切り出す作業です。
それはまた後日。

17:49 | 投稿者: 田畑 | コメント(0) | トラックバック(0)

唐草彫刻の下絵

春のお彼岸前に納める予定の、
お寺さん用厨子に彫刻を追加する事になったので、
下絵を描きました。

まず、実寸の1/3サイズで下書きを描いて、
300%拡大コピー。
それを透ける紙の下に敷き、上から清書します。
IMG_3306.jpg
幅5センチ、長さ50センチ程度の唐草彫刻。
2種類×反転2枚×2厨子で8枚。
この次は、木地を製材して下絵を貼り付ける工程です。
それはまた後日。

10:20 | 投稿者: 田畑 | コメント(3) | トラックバック(0)

登高座

昨年、私が総代をさせていただいている菩提寺の登高座一式の修復をしました。

01 のコピー.jpg
《修復した登高座》

浄土真宗本願寺派の場合、通常は金箔が施してあり、もっと豪華です。
どのような経緯で作られたかは解りませんが、非常にシンプルで珍しい形です。

今回の修復にあたり、ご住職からの要望で礼盤の椅子型を追加でご注文いただきました。

02 のコピー.jpg
《椅子型の礼盤との組み合わせ》 

03 のコピー.jpg04 のコピー.jpg
《新調した椅子型の礼盤》

 



16:01 | 投稿者: 三浦社長 | コメント(0) | トラックバック(0)

新年おめでとうございます。

新年あけましておめでとうございます。
おかげさまで家族全員無事新年を迎える事が出来ました。

我が家では毎年、大晦日は京都東山四条にある八坂神社へ「をけら参り」に行きます。
「をけら灯篭」の浄火を火縄にうけて帰り、雑煮を炊くのが我が家の大晦日です。

DSCF4720.jpg
《「をけら火」を持って来られる様子》 

そして、元日には西本願寺・東本願寺へお参り。
京都ではきれいな初日の出が見られたようですが、徐々に曇り小雨の降るあいにくの天気です。
DSCF4725.jpg
《たくさんの人で賑わう西本願寺 総御堂》

総御堂(阿弥陀堂)は現在御影堂修復工事に伴い、本堂の縁側を仕切り畳を敷き、多くの方が入れるようにされています。
これによって初代浅治郎さんが寄進された六角菱灯篭は、現在囲われた状態で全体を見る事が出来ません。(総御堂正面中央縁側にあります)

DSCF4721.jpg
《工事に伴い囲われた六角菱灯篭》

DSCF4722.jpg
《会社名と浅治郎さんの名がなんとか見えています》

DSCF4726.jpg
《東本願寺もたくさんの人でした》 

東・西本願寺は2011年「親鸞聖人750回御遠忌」に向けて、御影堂を修復されています。
その為ここ数年は阿弥陀堂への参拝だけなのが、少々残念です。

私が生まれる前から、このように我が家では大晦日と元日を家族でゆっくり過ごします。
昔と少し違うのが、午後から家内の実家に行くようになった事でしょうか。
これからも家族が元気でいられる限り、続けていきたいと思います。
そして、1月3日は私が友人達と毎年行っている「〇〇大会」です。
趣味のない私にとって唯一の楽しみです。(〇〇はご想像にお任せします)

今年もあっという間に仕事始めとなるでしょう。
私に出来る事を一生懸命がんばりますのでよろしくお願い致します。

11:21 | 投稿者: 三浦社長 | コメント(1) | トラックバック(0)



前のページに戻る