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京都 清宗根付館

彫刻のカテゴリ担当の田畑です。
なんて事は無いのですが、
仏具彫刻をこちらの専門学校で習っていたので、
彫刻についてあれこれ書いてみたいと思います。

先月、壬生寺の近くにある「京都 清宗根付館」へ行ってきました。
古い江戸時代の武家屋敷(京都では唯一現存)を改装した、
趣のある建物の中に、約300点もの根付けが展示されています。
面白いのは、根付と言っても、ほとんどが「現代根付」と言って、
今を生きている作家さんの作品が展示してある事。

モチーフ1つを取ってみても、
リアルな植物もあれば、デフォルメされた動物もあり、
実に多種多様で飽きさせません。
面白かったのは、アザラシが乗っている土台を良く見ると、
クリオネが支えていたりして、
「全然サイズ合ってない!」と突っ込んで見たり、
タライの中で猫を洗っている和服姿の女性の根付けの横に、
全く同じモチーフの根付けがあって、
よほどこの作家さんは猫洗うの好きなんやなぁ、と思ったり。
10センチにも満たない根付に、
1つの世界が作られているのに感動してしまいます。

材料は、ツゲであったり、象牙、犀の角だったりと、
木彫とは少し違った刃物で作られているのですが、
「彫刻」という同じ枠で見ると、
モチーフの捉え方やデザイン等、
とても勉強になる展示でした。

ちなみに、年に4回の期間限定展示となっていて、
次回、春の一般公開は、4月1日〜30日となっています。
桜の名所を巡るついでに、小さくて密度の濃い世界を覗いてみませんか?


場所:京都市 中京区 壬生賀陽御所町 46番1号  (壬生寺東側)

15:48 | 投稿者: 田畑 | コメント(0) | トラックバック( 0 )

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